ペレット、正しく保存出来てますか?
じめじめした夏がやってきました!
ペレット派のお家は、どうやってペレットの保存をしていますか?
ペットフードは酸化、湿気、虫害に弱いとよく聞きますが、鳥用も勿論例外ではありません。
袋を開封した直後から劣化し始めます。
以前はジップロックに入れて常温で保存していた私ですが、愛鳥がある一定の期間が経つとごはんを食べなくなる事が多く、
いろいろ試したり調べてみたり、お医者さんに聞いた所、「美味しくなくなったから、食べなくなっちゃうんだな。」という結果に。
風味が無くなる、というだけならまだマシですが、ダニの卵等で愛鳥が病気になってしまったら大変です。
今回は湿気が多く、気温が高い夏に向けてオススメのペレットの保管方法をご紹介します。
多数飼いではない、よくペレットを余らせちゃうお家も、栄養価の高いままいつもより長めに保存がきくはずですよ!
空気を排除する
ペレットのケースは空気が入らないようにチャックがついているものが多いですが、結構ヨワヨワなチャックの為しっかり止めても隙間から空気が入って膨らんでしまう事が多いです。
空気の中には
- 湿気
- 酸素
- ダニの卵
が含まれている為、急速に劣化してしまいます。
そこでオススメの方法が真空保存です!
真空保存は品質劣化の原因である、酸化、細菌の増殖、乾燥を抑えることができるので、品質の良い状態を保つことができます。
真空保存に必要な物
真空保存出来るケースもありますが、我が家では3種類のペレットを1羽に与えている為、無くなるまで何度もケースを開け閉めする事を考えるとあまり衛生的ではありません。
なので、小分けにして真空パックにし、冷凍保存する事にしました。
その為に購入したのは、以下3つです。
- 真空シーラー
- 真空シーラー用のロール(袋になります)
- 脱酸素剤
真空保存の仕方
まず、愛鳥の羽数やどのくらいの期間で1袋使い切りたいか考えて何gずつで小分けにするか考えます。
決めたら早速始めましょう!
ペレットと同じく、脱酸素剤も1つで脱酸素出来る量が決まっているので開封したら出来るだけ早く真空状態に!
作業は何日かに分けたりしないで数時間でパパっと終わらせましょう。
- 真空ロールをちょうどいい大きさに切る(※数cm余裕を持ったほうが閉じやすいです)
- 真空ロールの片側を真空シーラーで止める(袋状態にする)
←ペレット開封前にまとめて作っておいたほうが楽です。 - ごはんをあらかじめ決めていたグラム数に計る
- 作った袋にごはんと脱酸素剤を入れる。
- 真空シーラーで真空状態にして止める
こんな感じで自動で真空にしてくれて、開き口も止めてくれます!
真空シーラーを連続使用していると、急にシーラーが機能しなくなる事があります。
その際は、故障じゃない限り数分待つとまた使えるようになるので、少し機械を冷ましましょう。
全部真空パックにしたら、冷凍保存します。
冷凍したペレットを使う際は、必ず常温に戻しましょう!
常温に戻す前に開封すると、結露で濡れてしまって食べられなくなってしまうので、注意です。
普段使うものは?
我が家では、2週間程度で使い切れる量を常温で真空容器にシリカゲルとごはんを入れて保管しています。
ケースはごはんの量がちょうど入るくらいのサイズがおすすめです。
おすすめは真空容器ですが、2週間程度で使い切れる量なら密封性の高い普通のタッパーやケース等でも問題ないと思います。
終わりに
ペレットの保存方法を紹介させて頂きましたが、如何でしたでしょうか。
私は3つのペレット(1kg、500g、500g)を2人で初めて真空保存した際は大体2時間半程度かかりました。
正直3種類となると結構大変なのですが(笑)、愛鳥に栄養のあるおいしいごはんを食べてほしい!という想いでいつも作業しています。
ただ、真空パックはおすすめの方法ではあるのですが、完璧ではないので、新しい袋を開けてごはんを与える際には必ず状態は確認するようにして下さいね。